2021年07月26日 / 2021年07月17日

【施設向け】部位別の適切な除菌剤と方法を除菌施工のプロが解説します

除菌と一言に言っても部位別に適切な除菌剤や方法は異なります。
ここではプロの除菌施工業者が施設運営または利用者様との接触の中でよくあるシーン・現場で活用すべき除菌剤や除菌方法を解説していきます。

【記事】

高齢者施設や託児所・幼稚園などの介護・保育が必要な事業所・現場では業務範囲が多岐にわたることから、適切な除菌の方法や使用すべき薬剤・除菌アイテムも同様に多岐に渡ることになります。

食器・箸などの除菌方法

食器・箸などの除菌方法
まずは食器や箸などの除菌方法・使用すべき除菌剤について解説していきます。

自社または施設内で配膳・食事の提供を行っている事業所はもちろんのこと、配食サービスや給食業者を利用しているケースでも同様に一部取り入れるべきポイントがありますので確認していきましょう。

基本的には食器・箸については通常の中性洗剤を使用した洗浄で十分に除菌効果が得られます。ただし、場合によっては通常の洗浄工程では不十分・または不十分と判断されうるケースもあります。
この場合は必要に応じて煮沸・熱湯消毒を組み合わせるというのも有効な方法となります。

形が凸凹していて拭き上げ除菌では届かない場所があったり、使用済みのふきんなどは煮沸・熱湯消毒をしておくと安心です。
-POINT-

なお除菌剤として昨今注目されている次亜塩素酸水は、元来極めて不安定な性質を持ちます。また、塩素系漂白剤の薄め液・希釈液は短時間しかその効力を発揮しないケースが大多数です。

そのため、基本的には専門業者が生成している次亜塩素酸水を使用した方が良いでしょう。

テーブル・ドアノブなど広範囲なもの

テーブル・ドアノブなど広範囲なもの
テーブル・ドアノブなど広範囲なものについては性質上、熱湯消毒や煮沸消毒といった工程が不可能です。そのため、アルコール除菌剤または次亜塩素酸水による拭き上げ・噴霧による除菌工程が必要となります。

ただし利用者の方が舐めたり口に含んでしまう恐れのあるものについては、除菌剤によっては一度拭いた後で水拭きを行うとより安心でしょう。基本的にアルコール除菌剤や次亜塩素酸水を使用した除菌剤はすぐに乾燥・揮発するかそもそも人体に害のない成分しか含有していないケースがほとんどです。

ただし製品によっては保湿成分やその他添加物が入っているケースもあり、これらが健康被害を及ぼすリスクも考えられます。一般的に商業施設等で購入できる製品の中には添加物が多数含まれているものもありますのでご注意ください。

また界面活性剤の薄め液を使用して除菌を行うケースもあります。
こちらは拭いただけでは界面活性剤の成分が除去できません。使用後に必ず水拭きをする必要があります。イメージ的には中性洗剤を薄く伸ばした後そのままにするのと同じなので、必ず水拭きで拭き取るようにしましょう。

【コラム】アルコールの正しい使用方法は?

【コラム】アルコールの正しい使用方法は?
除菌・消毒液としてアルコールを使われるケースが大多数ではないかと考えられます。

しかしアルコールも昨今品薄が続いており、場合によっては代替案としてアルコールを添加した除菌剤を使用しているケースもあります
主たる成分がアルコールではなくその他の添加物や液体で、添加物の一部としてアルコールが含まれているといった具合の製品です。

基本的にアルコールの正しい使用方法としてはその濃度が重要なポイントとなりますのでこういった製品の使用には注意が必要です。

具体的に濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて拭き取りを行うと良いでしょう。また注意したいポイントとしてメチルアルコールは絶対に使用してはいけません。
メチルアルコールは人体への害があるため、エタノールと呼ばれるアルコールを使用してください。

アルコール除菌をメインの目的として販売されている製品では、おおよそ75%以上の製品が大多数です。しかし最近は品薄によってこれよりも低い濃度のアルコール除菌製品が出回っていますので、一度アルコールの濃度については確認しておくと良いでしょう。

-POINT-

なおアルコール濃度については最新の研究・調査によって60%台以上であれば問題がないとする見解があります。
よってアルコールジェルなどについてはアルコールが入っているものの濃度が60%以下で、本来の使用目的も保湿やハンドケアを主に謳っている製品の場合は、除菌効果がないとして判断してよいでしょう。

【共通】除菌時に押さえておきたいこと

【共通】除菌時に押さえておきたいこと
除菌時に押さえておきたいポイントがもうひとつあります。

基本的にこまめに換気を行うことです。
例え入念に除菌を行なったとしても、人が出入りする施設では、ウイルスをゼロにすることは不可能です。。

そのため、除菌時には必ず換気もセットで行うようにしましょう。また除菌剤やアルコール消毒液を使用する際には人体へのリスクも考慮して適切に換気をすることが求められます。

感染症対策として、国が定めた方針でも定期的に換気を行うこととされていますので、適宜窓を開けたりドアを開放するなどの対策が必要です。

アルコール・次亜塩素酸水の除菌・その持続期間は?

アルコール・次亜塩素酸水の除菌・その持続期間は?
基本的にアルコールや次亜塩素酸水での消毒・除菌は持続性がありません。つまり一度拭き上げで除菌・消毒した部分も、再び誰かが触ったり外部からの接触があった場合には再度除菌・消毒が必要となります。

飲食店舗などでテーブルの利用ごとにアルコール除菌や消毒作業を行うのは、これが理由です。

一度拭き上げたら一定期間抗菌効果があると言えるのは具体的に抗菌作用について触れている製品のみとなります。一般的にはアルコールや次亜塩素酸水などに抗菌作用のある成分を添加しているものとなります。

例えばアルコール製品の中でも極めて有名なパストリーゼ77という製品はエタノール77%にプラスして抗菌作用がある高純度のカテキンを配合していることにより、アルコールによる即効性の高い消毒効果と抗菌持続性を両立させています。

消毒・除菌と抗菌は別物として考える必要があります

-POINT-

当社が除菌施工で採用しているMIOX Virus Buster Waterはもともと抗菌力を有しており、2週間程度、拭き上げ施工を行った部分のウイルスを不活化します。

もちろん、人体に無害なので、人がよく使用するドアノブやお子様のおもちゃなどにもご使用いただけます。

まとめ

まとめ
「除菌・消毒」は今や、世の中の最も大きな関心事の一つとなってしまいました。

特に最前線で働く施設の職員の方は、その激務の中、さらにプロフェッショナルな水準で除菌・消毒作業を行う必要に迫られています。

今回ご紹介したようなポイントをもとに今一度、除菌に関しての知見を深めていただければ幸いです。この記事は全ての職員の方・従事者の方へ敬意を持って情報提供を行う目的の元作成されています。

いち早く安心・安全な暮らしを取り戻していただけるよう、弊社でも除菌施工に精進して参ります。

なお陽性者が発生した現場や定期的な除菌が必要な施設・事業者様、その他社内リソースでは除菌施工が追いつかないという経営者の方は是非、当社まで一度ご相談下さい。

24時間365日ご相談の受付可能となっておりますので、万が一の際にもいち早く駆けつけ除菌施工をご提供させていただきます。

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