2021年10月06日 / 2021年09月20日

【業種共通・後編】従業員への感染対策指導のポイントをおさらい!

【記事】

【業種共通・後編】従業員への感染対策指導のポイントをおさらい!
従業員への感染対策指導は、いまや非常に重要な事業経営上の課題となりました。
2021年も下半期に入り「師走」の声を聞こうとしている昨今、まだまだ感染対策について気を抜けない日々が続いています。

ここでは業種共通・従業員への感染対策指導のポイントを改めておさらいしていきます。
なお、本記事は後編となります。前編もあわせてご覧ください。

店舗管理の感染対策、指導ポイントを改めておさらい

店舗管理の感染対策、指導ポイントを改めておさらい 店舗管理の感染対策指導ポイントを、改めておさらいしていきましょう。 従業員教育の中でも、特に店舗管理に係る部分は事業の根幹を支えるポイントとなります。

よって、単純にマニュアルを策定するだけではなく経営者が考え方の部分から従業員へ思いを伝え、そして安全な店舗運営ができるように指導していきましょう。

ゴミの廃棄

まずはゴミの廃棄です。鼻水や唾液などが付着しているマスク・ティッシュ等のゴミは一般的にゴミ箱に捨てるだけで良いものです。

しかし新型ウイルス感染症の感染予防・対策を行う上ではそれは不十分な方法です。
店舗関係者で濃厚接触者で感染者が発生している時はもちろんのこと、基本的には感染予防の兼ね合いで平時からビニール袋に入れて紐を縛るなど、密閉・機密性を高めウイルスが飛散しないような状態で捨てるように指示を出しましょう。

また口頭で指示を出すだけでは、不十分と言わざるを得ません。マニュアルとして業務スペース内に掲示を行うなど、対策が必要です。「忘れていました」では、済まされないポイントがここにあります。

その他、ゴミそのものを回収する従業員は収集の際に手袋・マスクの着用を徹底しましょう。

防護服を着たりゴーグルを装着するなど医療機関と同レベルの対応ができれば本来の感染対策で考えれば一番良いのですが、なかなか実務上そうもいかないというケースがほとんどです。
お客様から過剰に心配されてしまうことも考えられます。

よって最低限の妥協案として手袋・マスクの着用を徹底したいところです。
こうすることで唾液や鼻水など、感染の媒介となる物品に素手で触ったりするリスクを軽減できるでしょう。

もちろん手袋・マスクを使用してゴミの回収を行った後は必ず石けんと流水で手を洗った上で、 手指消毒を徹底したいところです。

清掃・除菌

店舗の清掃・除菌については店舗のお客様が出入りするスペースと従業員のみが使用するスペースそれぞれで作業を行います。

特に不特定多数の人が触れる可能性のある店舗のパブリックスペースについては、床や壁などはもちろんのこと、実際に店舗を使用してみて、導線を一度確認しておくと良いでしょう。

確認の上、触る可能性のある場所全てをこまめに清掃・除菌することが求められます。

アクリル板の設置

アクリル板の設置 アクリル板の設置も大変重要かつ、効果的なポイントとなります。

最近は業種によってほぼアクリル板やパーテーションの設置が完了している、又は完了しなければ営業ができない状態にあるというケースがほとんどとなってきました。

しかし一部の業種や地方の店舗になると、まだまだアクリル板やパーテーションの設置が完璧でない、あるいは全く対策されていないというケースもあります。

基本的にはアクリル板やパーテーションなどを設置することによって物理的に飛沫の飛散を防止することは、感染予防対策に役立つと考えられます。

-POINT-

導入費用についても各自治体や​などが補助金や助成金を出しているケースもあります。一度情報を確認してみると良いでしょう。

レジでの感染対策

どの業種であっても、一律に店舗内で密になることが予想されるのがレジ前やキャッシャー周りとなります。

特にお会計の際に列になることが想定されるような業種や営業状況の場合、立ち位置の目印をつけてソーシャルディスタンスを徹底するようにしたいところです。

この対策は全国的に大手スーパーチェーンがいち早く導入した方法であり、現在は多くの方に受け入れられるような感染対策となっています。 そのため、クレームの心配も特にないと考えてよいでしょう。

その他可能な限りキャッシュレス決済等の導入を進め、直接従業員・スタッフ方法が現金を介して接触しないように対策をしていきたいところです。

何の因果か、新型ウイルス感染症の感染拡大が社会問題となる「直前」に、キャッシュレス決済の導入が国の方針として推し進められていたこともありました。 ということでキャッシュレス決済のシステムだけは導入済み、という企業や店舗も多いのが現状です。

実際には使っていないが登録がある、ということであればすぐにキャッシュレス決済へ切り替えることも可能でしょう。

トイレでの感染対策

不特定多数が出入りする場所でなおかつ業種を問わず、ほぼ確実に店舗に備え付けられているのがお手洗い・トイレです。 こちらは特に不衛生になりやすいポイントでもあるため、定期的な拭き上げや除菌が必要となります。

ハンドドライヤーや共用タオルの使用は中止し、ペーパータオルを使い捨てで設置するようにしておきましょう。

また個室ではない便器については1つおきに利用する、または小便器の間にアクリル板やパーテーションを設置するなどして、飛沫拡散防止の対策をしていきたいところです。

感染発生時の初動、指導しておくべきポイントは

感染発生時の初動、指導しておくべきポイントは 従業員へ感染対策や予防の方法を指導するのは、非常に重要なことであり経営者の義務と言っても良いでしょう。

そして同様に最も重要なポイントとして「感染発生時の初動対応」があります。ここでは業種を共通して、万が一店舗及び関係者の中で感染者が発生してしまった場合、 「どのように初動対応するべきか・どう指導しておくべきか」をポイントとしてまとめました。

弊社では日々、様々な感染発生現場へお伺いして除菌施工を行っています。その中でお話を伺うと・・・

実情として「感染発生からトップまで情報が伝達されるまでに数時間から数日程度のタイムラグが発生する」こともあり、この場合、事前にマニュアルを取り決めて初動させた方が最終的には良い結果をもたらすことが多いと考えられます。

連絡体制を事前に確認

万が一感染者や感染疑いが発生した場合には、速やかに対応できるよう所轄の保健所及び社内での感染対策リーダーや感染対策管理担当者などとの、連絡体制を確認しておくとよいでしょう。

具体的にはまず社内の動きを透明化・迅速化しておくことが求められます。

ビジネスチャットで専門グループを作成しておいたり、内線番号を新たに割り振って専用番号を発番するなどが考えられます。

担当者個人の携帯電話へ連絡する方法もありますが、こちらは一般的に一人が電話している時に同時に連絡が受けられません。よって文字に初動対応や概要が残せるビジネスチャットの利用がおすすめです。

一般的に使用しているLINEグループ等でも構いません。ただしこの場合は情報の漏洩や個人情報の取り扱いに、十分に留意する必要があります。

こうして情報のアウトプット出口である「社内情報・意思の共有」を一本化しておき、スムーズに保健所や関係各所へ連絡できるような体制を構築しておくことは非常に役立つでしょう。

濃厚接触者や来店者のピックアップ

濃厚接触者や来場者等に、後日連絡や情報提供ができるよう、 来場者の氏名・連絡先 (電話番号・メールアドレス等)について、把握に努めておくと良いでしょう。

なお、状況によっては保健所と情報のやり取りが必要なケースもあります。

防護具の準備

手袋やフェイスシールド、ガウンなど、店舗内で感染者が出た場合に防護できるよう備品を集めておくのも一つの有効な手段です。

白のポイントとしては経費は必ず承認するので見つけ次第調達してほしいなど需要と供給の状況に応じてある程度の権限を従業員に持たせるのも一つの方法と言えます。

まとめ

まとめ 今回は後編として従業員への感染対策のポイントをおさらいしてきました。今回ご紹介したのは主に共通で気をつけておきたい除菌ポイントおよび、感染発生時の初動対応についてです。

ここでご紹介した内容を総合し、店舗で営業規定を設けておくのも重要なポイントです。

場合によっては系列本部で一元的なマニュアル策定も有効な手立てとなりうるでしょう。

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