2021年09月03日 / 2021年08月31日

美容室の感染対策ポイントまとめ~予約調整から器具除菌まで~

今回は「美容室の感染対策ポイントまとめ」と題して、ご予約の調整から器具の除菌に至るまで美容室の感染対策ポイントを改めておさらいして頂くためにまとめました。

【記事】

感染対策の重要性が声高に叫ばれる昨今、多くの方が日常の生活に制限を課されています。

しかし、美容室をはじめとする生活において必需と呼べる業界はお客様からの需要も高く、感染対策をしっかり行なった上で営業していく必要があります。

美容室で除菌を徹底したいポイントとは

美容室は接客業の中でも特にお客様との距離が近く、衛生管理の徹底が求められる現場です。

昨今の新型ウィルス感染症・特に変異株の感染拡大の折、通常の衛生管理以上に気を配って営業する必要があります。

具体的には以下のようなポイントの除菌を徹底していきましょう。

椅子

お客様が座られる椅子については、基本的にお客様の入れ替わりごとに除菌を行う必要があります。

具体的にはお客様が接触される表面はもちろんのこと、お客様の手足が接触すると思われる椅子の裏面なども新型ウイルスをはじめ、衛生管理上適切でない物質が付着する可能性があります。

除菌剤またはアルコール消毒液等を用いて拭き上げるような除菌対策が求められます。

基本的に美容室で使用される椅子は性質上、一定の範囲で防水加工がなされているものがほとんど。ですそのため、液体の消毒液・除菌剤等も安心してご利用いただけます。

ドライヤー

ドライヤーもまた除菌すべきアイテムと言えるでしょう。
多くの場合ドライヤーを直接素手で触ったり扱うのは、美容師またはアシスタントなどのスタッフ側です。

ただし、スタッフ側は施術の際にお客様に直接触れたり、様々なものを扱う必要があります。よってドライヤーは意外と、ウイルスや雑菌等が付着しやすいアイテムといえるのです。

またドライヤーは表面がツルツルとしている素材というケースがほとんどです。
そのため、ウイルスが一旦付着すると高確率で数日程度生存する可能性もあるため、定期的に除菌を行う必要があるでしょう。

ドライヤーもまたその製品の性格上、ある程度の水気は嫌わないものと言えます。
ただし精密機械であることには変わりありません。消毒液や除菌剤の分量には注意したいところです。

少なくとも、直接液剤をかけるような除菌方法は適していません。布などに消毒液を適量とり拭き上げるような除菌が有効でしょう。

ハサミ等

美容師の命ともいえるハサミ等については、スタッフが常日頃から適切に管理しているものと考えられます。

ただし新型ウィルス感染症対策という観点から見れば、普段の衛生管理では不十分というケースも考えられます

一般的にアルコールや除菌剤を利用した除菌の場合、ハサミ等にコーティングされている油分が取れてしまいます。

そのため、紫外線・UVでの除菌を行うか、水気を含む除菌剤で除菌をした場合は、メンテナンスとして潤滑する必要があります。

紫外線・UVでの除菌方法については、製品によって大きく効果が異なり、除菌効果についてのエビデンスのない商品も販売されていますので、製品を選ぶ際には注意が必要です。

整髪料容器

ワックスやトリートメントなど整髪料の容器は、特に現場での扱い上、油分が付着しやすい状態になることが考えられます。

このことによってウイルスやその他、雑菌等が付着しやすいアイテムと言えます。施術の際に都度除菌することが難しい場合でも、定期的に除菌やふき取りを行うと良いでしょう。

こちらは素材がほぼプラスチックや樹脂製というケースがほとんどです。よって除菌剤やアルコール消毒液、その他ウエットティッシュなどの活用も有効です。

シャワーヘッド

シャワーヘッドは一般的にはスタッフが使用するものなのでお客様の手に触れることは、そうありません。

しかしスタッフがシャワーヘッドを触った後、お客様の髪や衣服に触れる可能性があることを考えればシャワーヘッドも定期的に除菌しておきたいところです。

元々、耐水性のあるものですので、除菌剤の選択は安易ですが、水回りには雑菌が繁殖しやすく、その他新型ウイルス等の粒子が付着する可能性もありますので、忘れずに除菌しましょう。

ドアノブ・各種スイッチ類

基本中の基本ではあるものの、スタッフルームや各種スイッチ類、その他、お客様の品物をお預かりするクローゼットルームのドアノブ等は衛生管理が不十分になりがちです。

スタッフルームなどは特に「誰かがやっているだろう」と思い、結果的にできていなかったという事もありますので、必ず除菌しなければいけない箇所は、チェックリストなどを作成し、誰がいつ実施したのかを分かりやすくルーティーン化することをお勧めします。

今一度、定期的な除菌対策が行われているかどうか確認しておくと良いでしょう。

電話

電話やFAX、その他ご予約を受け付けるタブレット端末も定期的に除菌しましょう。意外と見落としがちなポイントです。

どうしても、お客様の触れない部分は後回しにしがちですが、忘れずに実施をお勧めします。

美容室で行うべき感染対策:管理編

店舗・従業員管理の部分から美容室で行うべき感染対策についてまとめていきます。

おそらくほとんどの美容業界の経営者・責任者の方が既に実行されている内容と考えられます。

その為、改めて「おさらい」として、長期間に及ぶ感染対策疲れなどで簡略化していないか等、再確認をして頂ければと思います。

予約の制限

店舗内の3密回避の観点から、予約数の制限や席数の制限は不可避のものと考えられます。

一般的に美容室はご予約がメインとなるでしょう。そのため、予約の段階で常に店舗が満席にならないように調整していく必要があります。

特に大手の予約受付サイト等に予約枠を提供している場合は、サイトでの設定・調整もあわせて確認しておく必要があります。

マスク着用のお願い

従業員のマスク着用徹底はもちろんのこと、お客様にも可能な限りマスク着用をお願いするように従業員へ周知徹底を行いましょう。

店舗内でポスター等の掲示を行うことも有効な施策のひとつです。

ただし美容室の施術において、どうしてもマスク着用が難しいケースもあるでしょう。

その場合には必要な時だけマスクを外していただき、ハンカチ等で口を押さえて頂く等、代替案を準備してお客様に提案ができるように準備しておきましょう。

イレギュラーな対応については、事前に従業員向けの対応マニュアル化して周知しておきましょう。

理髪店の場合はシェービング等を行うこともあるかと思いますが、感染症の観点からはサービスを実施しない方が安全ですが、もし実施する場合は個室などで他の人と接触しない場所での実施がお勧めです。

来店時検温

検温は新しい生活様式の中で、どこでも実施するようになってきました。

温度センサーや顔認証で検温ができる機器が発売されていますが、ショッピングセンターなどの大型店舗以外では導入が難しく、美容院では手作業での検温を行っている店舗がほとんどかと思います。

非接触型の体温計を使用している店舗は、スタッフにより手作業での検温になるため、手間が増えてしましますが、利用する方全員のために忘れずに検温を徹底してください。

夏場でマスクを着用しており、体温が一時的に高くなってしまっている場合は、一旦休憩していただき、体温が下がるまで待っていただくようにしましょう。

また、お客様からの「大丈夫」との申告で再検温を省略しないようにしてください。

従業員の検温

従業員についても出勤時に必ず検温・体調チェックを行うようにしましょう。

また規定以上の体温または体調不良などが見られる場合には、その段階で勤務を停止して自宅待機を命じるなど、例外のないルールづくり・運用が重要です。

顧客名簿の管理

個人情報の兼ね合いがあるため、調整や配慮が必要なことではあるものの、可能な限り顧客名簿やご予約状況など「ご来店」に関する情報はまとめておきましょう。

万が一お客様から感染者が出た場合、保健所から連絡が来るケースもあり、その際に大いに役立ちます。

その他、従業員の感染が発生した場合にも必要に応じて保健所へ情報提供を行う必要もあるため、可能な限りご予約情報は保管・整理しておきましょう

まとめ

今回は美容室の感染対策ポイントを改めてご確認いただくため、カテゴリ別にまとめてきました。

また美容室の店舗内における感染発生時や、濃厚接触者の発生時には「早急な対応」が必要です。

いち早く除菌業者を入れて除菌施工を行うことが、1日も早い営業再開並びにお客様からの信頼確保につながることでしょう。

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