2022年02月18日 / 2022年02月15日

アルコールがない時・使えない時の新型ウイルス対策とは

【記事】

アルコールがない時・使えない時の新型ウイルス対策とは
新型ウイルス感染症が流行する昨今、除菌や消毒の重要性が注目されています。特に日常生活の場ではアルコールによる除菌・消毒が頻繁におこなわれています。

ではアルコールはウイルス対策に万能か、というと決してそんなことはありません。

ここでは、アルコールが除菌に使用できない場合を説明したのちに、アルコール以外の新型ウイルス感染症対策とその注意点についてご紹介していきます。

アルコールが除菌に使用できない場合ってあるの?

アルコールが除菌に使用できない場合ってあるの? 除菌に活躍するアルコール。しかし、このアルコールを除菌に使用できない場合もあります。

ここではそのようなケースを3つご紹介します。

アルコールアレルギーの場合

世の中には、様々な物質へのアレルギー症状が存在します。

花粉症やそばアレルギーといった生物や食べ物のアレルギーは身近なものでしょう。

また様々な化学物質に対するアレルギー、化学物質過敏症を発症している人もいます。

この中には、化学物質の一つアルコールそのものへのアレルギーも存在します。

アルコールアレルギーは、花粉症や一般の食物アレルギーと異なり、免疫の過剰反応から起こるものではありません。

アルコールに対する耐性がないことで起こります。 アルコールアレルギーと「お酒に弱い」「お酒が苦手」というのは別の話です。

アルコールアレルギーならば、体調やお酒の種類に関係なく発症します。

時には、呼吸困難蕁麻疹などの重大な症状が現れる可能性もあります。
-POINT-

逆に、「お酒に強い」人でも、後天的にある日突然アルコールアレルギーを発症することもあります。

そんなアルコールアレルギーの場合、口にするだけではなく、皮膚のアルコール消毒やシャンプーや化粧品のアルコールにも反応する場合もあります。

つまり、アルコールを除菌や消毒に使用できない、というわけです。

手荒れがひどい場合

手荒れがひどい場合 アルコールは刺激の強い物質です。

怪我や手荒れ、深爪やさかむけなどで、手に傷がある場合は、使用すると苦痛を感じる場合があります。

冬場は特に水仕事などによる手荒れがひどくなりやすい季節なので、この苦痛を感じることも増えがちです。

アルコールが手に入らない場合

新型ウイルス感染症が世間に広まった時に、消毒用アルコールやアルコール成分を含むウェットティッシュが品薄になったのは記憶に新しいところです。

海外からのリスクのある個人輸入を試みる人も現れ、厚生労働省から注意喚起が出されたりもしました。

現在では、このような消毒用アルコールの品薄状態は解消されていますが、今後もアルコールそのものが品薄になる事態は十分に考えられます。

そのような場合、アルコール以外のものを用いた除菌や消毒を考える必要が出てきます。

アルコール以外の新型ウイルス対策グッズ・考え方

アルコール以外の新型ウイルス対策グッズ・考え方 では、アルコールが除菌に使用できない時に、どのような対策が考えられるでしょうか。

ここでは、そんなアルコール以外の新型ウイルス対策のグッズや考え方をご紹介します。

【グッズ】塩素系漂白剤

まずは塩素系漂白剤です。

これは家庭用の漂白剤にも一般的に使われているものですが、漂白だけでなく、モノの除菌にも使えます。
-POINT-

ただし、布製のモノの除菌にはおすすめできません。

液が衣類などの布製のモノにつくと、脱色したり傷んだりすることがあります。

使用時にはエプロンなどを着用し衣服を守りましょう。

また、塩素系の漂白剤は、独特のにおいがありますので、使用する時は、換気が必要です。

窓を開けたり換気扇を回すなどして通気をよくしましょう。

そして、塩素系漂白剤は目に入ると失明のおそれもあり危険です。

使用する際には眼鏡などで目を保護してください。

眼鏡のレンズやフレームに液がついた時は、すぐに水で充分洗い流してください。

もちろん、手指などの消毒にも、刺激が強すぎるので不適です。

以上のことからお気づきと思いますが、アルコール消毒剤と同じような要領で、スプレー方式で部屋に撒く使い方は絶対にしないでください。

【グッズ】熱湯

熱湯を消毒に利用しましょう。

雑菌や食中毒の原因菌の多くは熱で死滅します。

ただし、耐熱性をもつ菌も存在するので注意が必要です。

なにより、熱湯による火傷にも要注意です。

また、除菌・消毒したいモノと熱湯の温度によっては、傷んでしまうものもあります。

除菌・消毒したいモノの耐熱温度を調べておきましょう。

【グッズ】石鹸

【グッズ】石鹸 石鹸は手指の除菌に適しています。

ある研究結果(2006年に感染症学雑誌に掲載された森功次らの研究)によると、手指に付着しているウイルス量は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石鹸で10秒もみ洗いし流水で15秒すすぐと1/10,000に減らすことができると言われています。

石鹸にも、固形タイプの液体タイプ、また手荒れを防ぐ成分を含んだものなど、様々な商品が存在します。

ご自身の体質やライフスタイルにあった石鹸を活用し、こまめな手洗いで感染対策をしましょう。

【考え方】直接モノに触れない(非接触)

ドアノブやエレベーターのボタンなど、多くの人が触れる場所は菌が多いものです。

そういったところに直接触らないようにすることも対策になります。

外出時には手袋を装着するという対策も考えられますし、また最近では、100円均一ショップなどにも、モノに触れないための雑貨が販売されていますので、これらの活用も考えてみましょう。

アルコール以外の新型ウイルス対策のQ&A

アルコール以外の新型ウイルス対策のQ&A ここでは、実際の新型ウイルス対策における、アルコール以外の選択肢についてQ&A形式でご紹介いたします。

店先にはアルコール消毒液しか設置されていません。アルコール以外の除菌スプレーはありますか?

最近では、アルコール以外の除菌スプレーも販売されています。

「ノンアルコール 除菌スプレー」といったキーワードの組み合わせで検索すると、該当商品が出てきます。
-POINT-

店先の除菌スプレーは成分が明記されてないこともあるため、不安な場合は、自分でアルコールフリーの除菌スプレーを持ち歩くのも良いでしょう。

商品自体が大きくて持ち歩きにくい場合には、携帯用スプレーボトルを購入してそれに移し替えて持ち歩くという手もあります。

なぜアルコールばかりが除菌に使用されているのでしょうか?

まず第一にアルコールは手に入りやすい物質ということです。

また、揮発するため、匂いや色が残らないという特性も重宝される要因です。

加えて、管理や持ち運びなどで比較的扱いやすい物質であり、手洗い施設のない場所でも気軽に利用できるからです。

感染対策の実際的な運用という面でも、例えばお店など建物に入る前に洗面所での手洗いをお願いするのは、現実的ではありません。

病院での注射の際、ポビドンヨードを消毒に使用しました。普段の除菌にも使えますか?

ポビドンヨードとは、イソジンに代表されるうがい薬に使われている成分です。茶色い液体が特徴的です。

ポビドンヨードを利用したハンドウォッシュや傷薬も売られていますので、これらを普段の除菌に使うことも有効な対策です。

ただし、ポビドンヨードにもアレルギー反応を示す人はいますので注意が必要です。

まとめ

まとめ 今回は、新型ウイルス感染症対策として、除菌・消毒に広く使われているアルコールが、使用できないケースについて紹介するとともに、アルコール以外を活用した新型ウイルス感染症対策とその注意点について説明してきました。

このように、除菌や消毒をしたい対象物や、使用する人物の体質、また社会の情勢などにより、最適な除菌・消毒の方法は様々です。
-POINT-

これらを調べるのが難しい方や、自身のしている除菌・消毒方法に不安のある方は、一度、除菌・消毒に詳しい専門家に相談することもおすすめです。

そして、個人ではお手入れや対策に不安が残るという方は、除菌を専門とする業者に室内一括除菌をおすすめします。

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