お風呂・洗面所の普段のお手入れを解説|雑菌を繁殖させないために
【記事】
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なぜかというと、お風呂や洗面所は、その湿度の高さなどが原因で、とても雑菌が繁殖しやすい場所だからです。
家の中での感染症対策の第一歩として、考えてほしいほどです。
そこでこの記事では、お風呂や洗面所の普段のお手入れについて徹底的に解説していきます。
また、雑菌を繁殖させないためにできることについても、トピックスとして紹介していきますので、参考にしてください。
雑菌を繁殖させない!お風呂のお手入れ方法を解説

具体的には、可能な限り毎日~どんなに少なくとも週3回程度の頻度でおこないたい普段のお手入れと、週1回から最低でも月1回程度の頻度でおこなっておきたい定期的なお手入れに分けて、その方法を解説していきます。
【毎日〜週3】お風呂の普段のお手入れは?

浴槽の内側を洗う
浴槽の内側には、皮脂汚れや水垢が大変たまりやすいです。ヒトがそこに浸かるわけですから、当然と言えるでしょう。ということで、こまめに洗うようにしましょう。
浴槽用洗剤の他、重曹やクエン酸を使った洗浄もおすすめです。
浴室の水気を拭き取り乾燥させる
雑菌は湿度が高いところを好むもの。浴室の水気は雑菌繁殖の温床となりえます。
ですから、浴室の水気は拭き取るか、窓を開けての換気や換気扇などで乾燥させるかして、取り除くようにしましょう。
排水溝のゴミを捨てる
浴室の排水溝には、毛髪や皮脂汚れなどがたまります。そんな排水溝のゴミからも雑菌が繁殖したり悪臭が発生することもあります。
十分に注意しましょう。
【週1~月1】お風呂で定期的にやりたいお手入れは?

天井の掃除
天井にも水気や髪の毛が付着することがあります。その他、シャンプーの飛沫や石鹸カスなどが付着することもあります。
これらは雑菌の繁殖の温床となりますので、掃除しておきましょう。
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また、天井についている換気扇もほこりなどの汚れがたまりやすい場所です。
こちらも定期的に掃除をしましょう。
蛇口・排水溝部品の洗浄
きれいに見える蛇口周りにも水垢などが付着します。また排水溝は、ヘアキャッチャーや排水筒など複数の部品からなっている場合があり、時には部品ごとに洗浄した方が良いです。
どちらも、定期的に洗剤や洗浄剤を使って、洗浄しましょう。
壁の掃除
浴室や脱衣場などの壁もまた、汚れや水分が付着しやすい場所です。壁の高い場所まで掃除をするのは億劫かもしれませんが、高いところも含めて徹底的に掃除しておきたいところです。
清潔空間をゲット!洗面所の普段のお手入れは?

こちらもお風呂場と同様、可能な限り毎日~どんなに少なくとも週3回程度の頻度でおこないたい普段のお手入れと、週1回から最低でも月1回程度の頻度でおこなっておきたい定期的なお手入れに分けて、その方法を解説していきます。
【毎日〜週3】洗面所の普段のお手入れは?

洗面ボウルの水洗い
歯磨き・洗顔ののち、洗面ボウルをそのままにしておくと、汚れや水気などにより、雑菌が繁殖する可能性があります。また、歯磨きで口をゆすいだ水など、ヒトの口腔内から出たものが残っていると、場合によってはウイルスが洗面ボールに付着したままというケースも考えられます。
十分に水洗いしておきましょう。
鏡の水拭きと乾拭き
洗面所の鏡は、洗顔や歯磨きなどによる飛沫が付着しやすい場所です。水拭きと乾拭きを定期的におこなうようにしておきましょう。
歯磨きなどをしながらおこなう習慣をつけておくと良いです。
排水溝のゴミ掃除
洗面所の排水溝も、毛髪などのゴミがたまりやすい場所です。ゴミ掃除は可能な限り毎日おこなうことをおすすめします。
【週1〜月1】洗面所で定期的にやりたいお手入れは?

蛇口の拭き取り洗浄
蛇口は水垢などの汚れが付着しやすい場所。ですから、拭き取り洗浄は重要なポイントです。
見た目の美しさだけでなく、衛生状態にも直結するため、きちんとしておきましょう。
水垢の除去
水回りには必ず存在する水垢。蛇口まわりだけでなく、洗面ボウルなど様々な場所に付着します。こちらも水垢の除去も定期的に行っておきたいポイントです。
専用の洗剤のほか、クエン酸もおすすめです。
排水溝の洗浄
普段からゴミを除去するようにしていても、排水溝にはぬめりなどの汚れが残りがちです。これらは悪臭の原因となり得ます。専用の洗剤などを用いて定期的におこないましょう。
お風呂・洗面所のお手入れを怠ると起こること

ここではそれを解説します。
発生する問題は大きく以下の3つです。
汚れが落ちにくくなる
たとえば、水垢汚れは放っておくと白く固まり、ひどくなるとプロの業者でも苦戦する汚れになってしまいます。また、そのように定着してしまった汚れは、雑菌繁殖の温床になり、時には感染症の原因ともなります。
雑菌が繁殖する

また、ピンク色のぬめりも「ロドトルラ」という酵母菌によるものです。
他にもカビが繁殖することもあります。
これらの中には、体内に入り込むことによって様々な健康被害につながるリスクをはらんでいるものもあります。
匂いがついてしまう
汚れや雑菌などによって発生する不快な匂いが落ちづらくなることも考えられます。これは衛生面以上に、 QOL、すなわち生活の質の良し悪しに直結するものです。
十分注意しましょう。
普段のお手入れを楽にするアイテムまとめ

お風呂編

紹介するアイテムは次の3つです。
防カビ剤
お風呂場はカビとの戦いの場です。防カビ剤で適切にカビを防止しましょう。
防カビ剤の中には、水を入れて煙を発生させるタイプや、噴霧するタイプ、天井に貼り付けておくタイプなど、さまざまな使用方法のものがあります。
お風呂場の環境やお好みによって、選びましょう。
こすらないお風呂洗剤
お風呂掃除の面倒くささの大きなポイントとして、こすり洗いがよくあげられます。そんな方には、こすらないタイプのお風呂洗剤をおすすめします。
排水溝の髪の毛ネット
排水溝には毛髪やゴミがたまりやすいもの。そこで、排水溝に髪の毛ネットなどをかぶせることをおすすめします。
これを利用すると、効率よくゴミを回収でき、いちいち排水溝を清掃したり、排水溝の部品を分解して洗浄する頻度が少なくできます。
洗面所編

重曹
洗面所の汚れにもいくつか種類がありますが、その中でも「手垢」と「カビ」には、重曹がおすすめです。スプレーボトルに入れて使う重曹スプレーは、水200mlに重曹小さじ2杯の割合で混ぜて作ります。
落ちにくい汚れに使う重曹ペーストは、重曹と水を3:1の割合で混ぜて作ります。
クエン酸
洗面所の汚れの中でも、「水垢」と「黒ずみ」にはクエン酸がおすすめです。スプレーボトルに入れて使うクエン酸スプレーは、水200mlにクエン酸小さじ1杯の割合で混ぜて作ります。
排水溝クリーナー
洗面所の排水溝は、お風呂場と違い複雑な作りにはなってないことが多く、部品を取り出して清掃といったことはできません。ここでは排水溝クリーナー(パイプクリーナー)の使用がおすすめです。
液体タイプのものや粉末タイプのものがありますので、用途やお好みで選んでください。
それでも拭えないウイルスの恐怖!対処法は?

特に、昨今の新型ウイルスによる感染症のニュースを聞いていると、どこまで対策すれば大丈夫なのか、とより不安に思われるかと思います。
そんな場合には、専門の業者による、室内一括除菌施工を検討してみるのも一つの選択肢です。
-POINT-
エルファによる拭き上げ・スチームでの室内一括除菌施工は、この感染症への不安が広がる今、一定の評価を得ているものです。
まとめ

そして、個人ではお手入れや対策に不安が残るという方は、除菌を専門とする業者に室内一括除菌をおすすめします。