2022年02月16日 / 2022年02月16日

話題のオミクロン株の特性解説~防ぐためにできること~

【記事】

話題のオミクロン株の特性解説~防ぐためにできること~
11月末に南アフリカ共和国で初めて報告された変異ウイルス「オミクロン株」。

未だ全容がつかめぬこのオミクロン株についての現況や現時点で考えられる対策、またオミクロン株のこれまでの変異株との違い、そしてWHOや製薬会社の見解について、ここでは解説していきます。

オミクロン株とは

オミクロン株とは ここでは、新型ウイルス感染症に関連して最近よく耳にする「オミクロン株」の現況や考えられる対策について説明します。

南アフリカ共和国で初めて感染例が報告された(南アフリカ共和国から発生したわけでも南アフリカ共和国で初めて発見されてわけでもなくあくまで、初めて報告された、という点に十分ご留意ください)新たな変異ウイルス「オミクロン株」は、これまでもっとも感染力が強いと言われていたデルタ株より感染力が強いと、懸念されています。
-POINT-

このオミクロン株は、日本を含め、多くの国や地域で確認されるようになってきており、デルタ株からオミクロン株に急激に置き換わっている地域も存在しています。

米疾病対策センター(CDC)は12月20日、オミクロン株が、アメリカ合衆国で確認された新規の症例の73%以上を占めていることを明らかにしました。

また、イギリスのボリス・ジョンソン首相は12月13日、オミクロン株に感染した人の死亡が国内で初めて、少なくとも1人確認されたと明らかにしました。

未だ情報が少ないオミクロン株ですが、まずは、今おこなわれている対策を継続することで、オミクロン株でも感染を十分防ぐことや重症化を予防することができると言われています。

今おこなわれている対策とは、次の通りです。

  • ・マスクの正しい着用
  • ・手洗い
  • ・換気
  • ・三密の回避
  • ・アルコール等での除菌
  • ・ワクチンの接種
  • オミクロン株が「今までと違う」3つのポイント

    オミクロン株が「今までと違う」3つのポイント では、このオミクロン株は、これまでのウイルス変異株とどのように違うのでしょうか。

    ここでは、その「今までと違う」3つのポイントを説明していきます。

    スパイクタンパク質の変異が多い

    スパイクタンパク質とは、ウイルスが細胞に感染する際の足がかりとなる部分です。

    また、人体の免疫システムから見れば、ウイルスの目印となる部分です。

    この部分の変異が多いことによって、過去の感染の記憶をベースに準備している免疫システムをすり抜けやすくなり、免疫から逃れやすくなっていると言われています。

    また、細胞の受容体に結合しやすくなっている変異、つまり細胞への侵入のしやすさを高める変異も確認されており、この2つの変異の特徴が相まって、感染力が増している可能性があると言われています。

    WHOが懸念される変異株に指定

    WHOが懸念される変異株に指定 世界保健機関(WHO)は11月26日に声明にて、変異株「オミクロン」には「多数の変異がみられ、その中には懸念すべきものもある」とし、「懸念される変異株(VOC)」に指定しました。

    また、「初期段階の証拠では再感染リスクの増加が示唆されている」と説明しました。

    この「懸念される変異株(VOC)」は、ウイルス変異が伝染性や毒性、ワクチン効果に影響を及ぼす可能性がある場合に指定されるものです。

    オミクロン株登場以前に脅威として扱われていたデルタ株がVOCに指定されるまでに約半年かかったことと比較すると、南アフリカ共和国の感染例報告からわずか2日での指定はかなり迅速なものであり、世界を震撼させました。

    【総括】「第6波」は起こるのか?

    オミクロン株以前の新型株はデルタ株であり、第5波はこのデルタ株の流行のタイミングで起こったものでした。

    これを踏まえると、次の新型株であるオミクロン株の流行によって、次の波、すなわち「第6波」がくる可能性は十分考えられます。

    日本では岸田首相が11月29日、南アフリカ共和国からのオミクロン株の報告を受け、早々に外国人の全面入国禁止を発表し、水際対策の徹底を図ろうとしています。

    しかし、厚生労働省によると、12月21日0時の時点で、全国でのオミクロン株への濃厚接触者の人数は4284人となっており、感染拡大が懸念されています。

    国民の年末年始の過ごし方や感染対策の徹底具合によっては、波が早まる可能性も危惧されています。

    【各社見解解説】オミクロン株にワクチンは効く?

    【各社見解解説】オミクロン株にワクチンは効く? 日本国内でワクチンを2回接種した人の割合は12月21日現在77.7%にものぼります。

    そんなワクチンは果たしてオミクロン株に効くのでしょうか?ここでは、WHOやワクチン開発をした製薬会社の見解を解説します。

    WHOの見解

    WHOの緊急対応責任者マイク・ライアン博士は12月7日に、オミクロン株がワクチンの効果の回避という点で、ほかの変異株よりも優れていることを示すものはない、と述べました。

    そして、初期段階のデータでは、オミクロン株に感染した人が、デルタ株などのほかの変異株に感染した人よりも症状が悪化していないことが示唆されているとし、「むしろ重症度は低い傾向にある」と述べました。

    ファイザーの見解

    ファイザーの見解 米ファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は12月8日の声明で、同社製ワクチンの3回目の接種(いわゆる「ブースター接種」)を受ければ、オミクロン株に対する防御効果が高まるだろうと述べました。
    -POINT-

    米ファイザーと独ビオンテックが共同開発したワクチンを3回接種すれば、オミクロン株に対する抗体が一定レベルで獲得できることが、研究で示されたとのことです。

    ただし、この研究は小規模であり、研究結果も予備的なものだとし、今後もデータ収集を継続し、「現実世界での有効性を評価する」と説明しています。

    両製薬会社はさらに、オミクロン株を標的とした新型のワクチンも開発している、とのことです。

    モデルナの見解

    米モデルナ社のステファン・バンセル最高経営責任者(CEO)は、11月30日の英新聞「フィナンシャルタイムズ」によるインタビューにおいて、「デルタ株と同じレベルの効果が得られることはないと思う。どのくらい効果が下がるかはデータを待つ必要があるが、私が話を聞いた科学者は皆、『これはよくないだろう』と話している」と述べ、現在のワクチンはオミクロン株への効果は低くなる、としています。

    この時点でバンセルCEOは、ワクチンがオミクロン株へどのように作用するかは「2週間以内に得られるはずだ」とした上で、オミクロン株特化のワクチン開発には数ヶ月かかるという見解を示していました。

    そして12月20日にモデルナは、3回目の接種によりオミクロン株に対する中和抗体が大幅に増えたとする試験結果を発表しました。

    オミクロン株に特化したワクチンについても「迅速に開発を続けていく」としています。

    まとめ

    まとめ 今回は、話題のオミクロン株について、その特徴やこれまでの変異株との違い、またWHOや製薬会社の見解について解説してきました。

    しかし、情勢は時々刻々と変化しており、ここでの解説もすぐに過去のものになってしまう可能性も十分あります。

    だからこそ、今できることをしていきましょう。

    今おこなわれている感染対策の徹底が何より重要です。

    ワクチン接種をはじめ、マスクを正しい着用し、手洗いを徹底し、換気を十分に行い、三密を回避し、除菌や消毒に気を配りましょう。

    室内の一括除菌も有効です。
    -POINT-

    MIOX (塩と水を使い独自の特殊電解セルにより数種類の酸化特性を持った物質が生成され混合された殺菌剤)を使っている弊社の安全・安心なサービスも、ぜひご検討ください。

    そして、個人ではお手入れや対策に不安が残るという方は、除菌を専門とする業者に室内一括除菌をおすすめします。

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