2021年06月01日 / 2021年06月01日

【注意喚起】新型感染症の民間療法、デマ広がる~正しい感染対策とは~

新型感染症が広がる世の中では、いかにして感染対策をするかが大きな課題となり、民間療法に目を向ける人も多くなりました。
本記事では、新型感染症の民間療法として広まっているものをピックアップし、どのような説なのかをご紹介するとともに、本当に感染対策になるのかを考察します。

【記事】

民間療法にも様々なものがあり、もっともらしいものがたくさんありますが、本当に効果があるのかどうか疑問に思っている人もいるでしょう。

感染症対策として、本当にすべきことは何なのかを改めて考えてみましょう。



新型感染症にまつわる4つの説~民間療法は有効か~

新型感染症の民間療法として、話題になっているものが4つあります。

一見すると、どれも効果がありそうだと思えるものですが、冷静になって見直してみると疑問点も生まれてくるでしょう。

ここでは4つの民間療法について内容を概説し、それぞれの説が生まれてきた経緯を考察します。そして、懐疑的な部分を指摘するので、本当に効果がありそうかを一緒に考えてみてください。


1.ニンニクが予防に役立つ?

「ニンニクを食べれば新型感染症の予防になる」という考え方は、海外から浸透し始めた説です。一時期は、いわゆる”パニック買い”が発生したことがあるほど信用されていました。

確かにニンニクには殺菌作用や抗菌作用があると言われていて、滋養強壮の食べ物としても知られているので、このような説が浮上したのでしょう。

しかし、ニンニクを食べる習慣により、感染症のリスクが低減したという報告が出ているわけではありません。医学的に根拠がある民間療法ではないので、注意が必要です。


2.花崗岩でウィルスを分解できる?

「花崗岩を使えばウイルスが分解されるから新型感染症に対策できる」という説もあります。

この方法もSNSが発端となっていて、ウイルスの分解に即効性があるという噂が爆発的に広まりました。フリマアプリやオークションサイトなどに花崗岩を出品する人たちも相次ぎ、一部のニュースでも取り上げられたほどです。

しかし、花崗岩は身近にありふれた石です。建材や墓石などにもよく使われていて、周辺を探してみると見つかる地域もたくさんあります。

もし本当にウイルスの分解作用があるなら、これほどまでに感染が広がることはないでしょう。感染の予防やウイルスの除菌・抗菌作用などについても報告はないので、信ぴょう性は低いと言えます。


3.ぬるま湯やお茶を飲むとウィルスが死滅する?

ぬるま湯やお茶を飲むとウイルスが死滅するから新型感染症の予防になる説は若い世代の間で急速に広まりました。

これは「新型感染症の原因ウイルスは熱に弱いから、お湯やお茶で死滅させられる」というのが根拠になっているようです。温度は26℃や27℃、あるいは56℃という説もあります。

ウイルスは一般的に高熱には弱いですが、26℃や27℃で死滅するなら人の体内に入ったら死んでしまうでしょう。56℃なら分解する可能性はあるものの、口や喉以外からも感染は起こるので、予防方法として適切かどうかは疑惑があります。

「水分補給の重要性を広めるための噂だった」と考えるのが妥当ではないでしょうか。


4.ごま油を塗るとウィルスの侵入を防げる?

「ごま油が新型感染症に有効」という説は国内外で広まりました。ごま油を飲むのではなく、鼻の穴に塗るとウイルスの侵入を予防できるというものです。

ごま油には健康や美容に良い成分が含まれているため、きっと新型感染症対策にも有効なはずだという思いがこのような説を生み出したのでしょう。

しかしながら、ごま油の新型感染症に対する予防効果やウイルスの侵入防止効果については、現時点では報告されていません

それどころか、鼻の穴に塗ると粘膜の状態が乱れてしまって荒れるリスクもあります。肌からの侵入を防ごうと肌に塗っていると肌荒れを起こすおそれもあるので、むやみに使うのは避けた方が良いでしょう。



情報に惑わされない!正しい感染症対策とは

新型感染症の民間療法として登場してきた説は、ほとんどが医学的根拠のないものです。「誰かがSNSでコメントしたのが、急速にネットを介して広まった」というケースが多くなっています。

もしかすると予防や治療の効果が研究されていないだけで、本当に新型感染症の対策になるものがあるかもしれません。しかし、安易に信用してしまうと科学的に正しい予防方法を怠ってしまうでしょう。

正しい感染症対策をすることが新型感染症の感染拡大防止に貢献する重要なポイントです。民間療法に頼らず、以下の正しい対策を進めていきましょう。



こまめな手洗い・手指消毒

新型感染症予防は、手洗いと手指消毒が基本です。

ただし、手洗いは水でさっと流せば良いのではありません。消毒も消毒液を手にさっと付けたら大丈夫ではないので注意しましょう。

-POINT-

手洗いは手を濡らした後、石けんを使って手の平や手の甲、指の間や爪の間をこすり、さらに親指や手首も洗ってから十分に水で流すのが大切です。消毒の際にも手洗いとほぼ同様で、消毒液が指の間や爪の間などまできちんと触れるように全体に行き渡らせるのが正しい方法です。

手洗いと手指消毒は、こまめに行うに越したことはありません。特に外出した後や食事をする前、トイレの後などには、丁寧に行うようにしましょう。


マスクの着用

マスクは新型感染症対策のみならず、社会におけるマナーとしても重要になっています。それと同時に「正しく着用してこそ意味がある」ということも念頭に置いておかなければなりません。

-POINT-

マスクは清潔な手で取り扱い、鼻と口の両方を覆うように着用するのが正しい方法です。隙間が生じないように手で確認をして、きちんと全体を覆いましょう。

また、マスクは原則として使い捨てで使用し、再利用する場合には洗濯による除菌をすることが必須です。


「3密」の回避

「密閉」「密集」「密接」の「3密」を回避するのも、新型感染症の対策として重要です。

閉め切った会議室で打ち合わせをするのは密閉に相当します。窓や扉を開けて、常に換気できるようにしましょう。

飲食店の狭い個室に大勢で集まるのは密集にあたります。大勢での集まりは避け、食事などの際はできる限り少人数にするのが大切です。

肩を寄せ合って話をするのは密接です。ソーシャルディスタンスを心がけ、他の人とは2mの距離を保って会話するようにしましょう。


自宅やオフィスの定期的な徹底除菌

「自分の身は自分で守る」という考え方で新型感染症の対策をするのがとても大切です。自分の普段生活する空間を安全に保つことで、感染リスクを下げることができます。

定期的に自宅やオフィスなどの定期的な徹底した除菌を実施しましょう。

その際には、手が届かない部分にウイルスが残っている可能性があるので、普段除菌しない様な場所も除菌しましょう。

手間だと思う場合は、定期的にプロの除菌業者に対応してもらうようにすれば、安全な環境をキープできます。

-POINT-

mamoriaの抗菌・除菌サービスは自宅にもオフィスにも対応しています。専門的な技術による安全かつ効果的な除菌が可能です。安全な環境を作るために活用してみてはいかがでしょうか。


まとめ

民間療法として登場した新型感染症の予防や治療の方法は、SNSなどを発端としている根拠のない説が目立ちます。

いずれも安易に信用せずに、正しい感染症対策に取り組むのが新型感染症の拡大防止につながるでしょう。

ここでご紹介したような個人の取り組みに加えて、定期的にプロの除菌対策を実施するのが安全策です。mamoriaのサービスは気軽に利用できますので、ぜひ検討してみてください。


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