2021年07月03日 / 2021年06月29日

オフィス内でクラスターが発生するのはなぜ?企業が実施すべき予防策とは

この記事では、クラスターの発生リスクについてわかりやすく、幅広く紹介します。その理解に基づいて具体的な予防策を講じていきます。

【記事】

クラスターはニュースでもよく話題に上るようになり、クラスターと言う単語が浸透してきました。
企業としては、クラスターを発生させてしまうと風評被害を受けることになりかねません。是が非でも予防しなければならないと、対応策を考えている企業も多いことでしょう。

今回は、オフィス内でのクラスターが発生する原因は何かを考え、予防策について検証したいと思います。


そもそもクラスターとは?なぜ発生する?

クラスター発生のリスクが大きい昨今の現状から、漠然とクラスターを恐れていないでしょうか。まずはクラスターとは何かを正しく理解しましょう。

クラスターとは、病原性のある細菌やウイルスに対する局所での集団感染です。

感染症は「接触感染」「飛沫感染」「空気感染」などによって広がります。そのため、病原体のキャリアと同じ場所で過ごしている時間が長いと、生きたウイルスが多量に体内に入り込み、感染リスクが高くなるのです。

その結果、次々に感染が広がってクラスターが発生します。



オフィスにおけるクラスター発生のリスク

企業のオフィスでクラスターが発生するのは何が原因なのでしょうか。オフィスで感染が広がる原因になるリスクについて確認していきましょう。

接触感染の危険

クラスターがオフィス内で発生しやすいのは、接触感染と空気感染の危険性が高いからです。今回は、対策が立てやすくわかりやすい接触感染の危険性についてみていきたいと思います。

オフィスでは人と人とが密集していることが多く、書類のやり取りなどで直接触れ合うこともあるでしょう。感染者の手指や衣服には病原体が付着している可能性が高いことから、感染が広がってクラスターになりやすいと言えます。

一般的に、オフィスでは複合機などの機器や棚などの備品を共有して使用します。テーブルや会議室なども一緒に使用するので、接触感染をするリスクが高いと言わざるを得ません。
-POINT-

ドアノブや電気のスイッチのように誰もが触る可能性がある場所は特に感染源となりやすいことが知られています。

感染対策の周知徹底不足

また、オフィス内で感染対策についての周知が十分にできていないためにクラスターが発生するケースもあります。業務を優先してしまって、感染対策が疎かになるのが典型的な問題です。

企業としてオフィスでの感染対策に関するルールを策定していなかったり、ルールを作っただけで周知徹底していなかったりする場合も少なくありません。

厳密に指示をして徹底させなければ感染が広がる可能性が高いでしょう。人によって意識のレベルに差があると、あまり気にしていない人がリスクを引き上げてしまうからです。



オフィス内で実施すべきクラスター予防策

オフィスでは感染が広がるリスクが高いのは事実ですが、適切な予防策を講じれば可能性はかなり下げられます。

具体的にどのようなクラスター予防が効果的なのかを確認していきましょう。


従業員一人一人が取り組むべきこと

まず、クラスターを予防するために従業員が個人として取り組むべきことを紹介します。
一人一人が率先して取り組むように意識させることが大切なので、企業としてもどのように理解させるかをよく考えましょう。

マスク着用・咳エチケットの徹底

もはや社会的に基本となりつつあるマスクの着用、咳エチケットの徹底は欠かせません。

・マスクは常時着用する
・食事などのときに咳をする際には腕で口を覆う

これをマナーとして覚えましょう。

マスクは使い回しをせずに新しいものを使うのも常識として覚えておく必要があります。

手洗い・手指消毒の徹底

手洗いの励行、手指消毒の実施は従業員個人が意識してこそ意味があります。

手洗いは水でざっと流せば良いわけではなく、石けんを使って指の間や爪の間までしっかりと洗うのが大切です。

手指消毒も隅々まで消毒液を行き渡らせなければ意味がないので、正しいやり方を身につけましょう。

外出して戻ってきたときや、トイレに行ったときなどには必須です。食事をするときには手をきれいにしてから食事を始めるのも徹底しましょう。

備品の共用を避ける

備品は可能な限り共用してコストを下げたいのはもっともなことですが、できる範囲で共用しないようにしましょう。 複合機などの機器については仕方ないものの、文房具程度なら私用に購入させてもらうのが適切です。

少しでも共有物を減らすのは間接的な接触リスクを下げることに直結します。

他の人もよく使っているものは感染リスクがあると考えて、可能なら自分用のものを調達しましょう。

日常的な健康管理

日々の健康管理は個人でなければできません。従業員が日常的に意識し、万が一に病原体が体内に入ったとしても免疫系で駆逐できれば問題ありません。

また、毎日検温をして37.5℃以上の熱があるときには出社せず、電話やメールなどで管理者に連絡をするのが大切です。

仕事が忙しくても無理に働かずに体調回復を大切にするのがクラスター予防につながります。



管理者が取り組むべきこと

企業の管理者の立場から取り組むべきことも多数あります。その中でも特にクラスター予防策として効果的なものを選びました。

最低限の対応として、以下の項目はクリアしておきましょう。


感染対策に関するルールの制定

オフィスでの感染対策についてルールを制定するのは管理者の務めです。具体性が高いことが大切で「いつ・何をすれば良いのか」を明確にすることが必要になります。

具体的には、以下の例が挙げられます。

・何時には誰が何分間喚起を担当する
・出勤したら手指消毒をした後で自分のデスク周りの除菌をする

このように、具体性が高いルールにすると従業員の意識のレベルが同程度になり、徹底したクラスター予防が実現できます。

密閉・密集・密接環境の改善

「3密」の環境になっていないかどうかを確認して改善を試みるのは、クラスター予防策として必須です。

デスクの配置や会議室や休憩室などの座席位置を検討して、密接による飛沫感染リスクを低減しましょう。

・ドアの開け閉めや換気のルールを見直す
・会議はオンラインで実施す

といった、密閉・密集を避けることも空気感染対策にもなるので、重要です。

非接触システムの導入

社内を見回して、接触リスクが高いシステムは非接触システムに切り替えましょう。

・出入口を自動ドアにする
・蓋を開け閉めせずに済むごみ箱を設置する

といったように、設備備品の工夫をすれば実現できるものはたくさんあります。 特に、社外の人も触れる可能性があるような場所では非接触システムを積極的に導入することが大切です。

有症状者への適切な対応

従業員個人に体調管理は徹底させつつ、感染症の症状がある人にはすぐに連絡させて適切な対応を取りましょう。

まずは従業員に報告・連絡の必要性を認識させ、誰に報告や相談するのかを明確にして連絡系統を作るのが重要です。

また、症状が出た従業員が休業している間の賃金や休暇の取り扱いについても明確にすることも必要になります。休むと減給になる場合には無理に出勤する従業員が出てくる可能性があるので注意が必要です。

オフィス全体の定期的な除菌

安全なオフィス環境を維持するためには定期的にオフィス全体を除菌するのが効果的です。

ルールを決めて従業員に除菌させても、漏れやミスが起こるリスクがあります。それが原因でクラスターが発生しないようにするにはお部屋丸ごと除菌するプロの定期実施が良い対策です。
-POINT-

mamoriaでは他国でも取り入れられているスチーム式の除菌を実施しています。従業員の手が届かないところまでしっかりと除菌できるので、ぜひmamoriaのサービスをご利用ください。

まとめ

オフィスでのクラスター予防は従業員が一人一人取り組むようにしつつ、管理者が徹底した対応を取ることが必須
管理者としての対応はコストがかかるものが多いですが、企業の信頼を維持するにも、従業員を守るためにも欠かせません。

オフィスが徹底して除菌された環境を作るのがクラスター予防の基本です。

定期的な全体除菌は疎かにされがちですが、どのような予防策を講じたとしても漏れが生じ得るので、安全策としてmamoriaのサービスをご活用ください。