2022年02月28日 / 2022年02月28日

食器洗い用のスポンジの除菌方法とは?放置すると雑菌が繁殖するって本当?

【記事】

食器洗い用のスポンジの除菌方法とは?放置すると雑菌が繁殖するって本当?
食器洗いにスポンジは必需品。

でも、その肝心のスポンジは雑菌や食中毒の原因菌の温床にもなります。

そこでここでは、そんな食器洗い用スポンジの除菌方法の正しい手順と、間違った除菌方法について解説します。

また、食器洗い用スポンジに雑菌を繁殖させてしまう保管方法について説明したのちに、食器洗い用スポンジの買い替えどきについても説明します。

食器洗い用スポンジの除菌方法3STEP

食器洗い用スポンジの除菌方法3STEP 食器洗い用スポンジを雑菌や食中毒の原因菌の温床にしないためには、適切な除菌を行うことが大事です。

そこでここでは、食器洗い用のスポンジの正しい除菌方法の手順についてご紹介します。

汚れを落とす

洗剤を使って洗っていると、食器だけでなくスポンジも同時にきれいになっているように錯覚しがちですが、決してそんなことはありません。

食器や調理器具を洗ったあとのスポンジには、食材のカスが残っているものです。

食材のカスとは主に有機物。雑菌にとっては、エサそのものです。

エサがあれば雑菌はそこで繁殖します。

においや食中毒の原因にもなります。

残りカスをスポンジに残さないようにすることが大事です。

食材のカスなどの汚れの落とし方ですが、まず、スポンジを流水にさらしながら揉みます。

スポンジの表面だけきれいになっても油断してはいけません。

スポンジの中に入った汚れも取り除きましょう。
-POINT-

できれば流水だけでなく、食器用洗剤をつけてさらに揉み、汚れを取り除きます。

熱湯をかける

熱湯をかける 雑菌や食中毒の原因菌には熱に弱いものが多いです。

例えば、サルモネラ、腸管出血性大腸菌、腸炎ビブリオなどの食中毒菌は熱に弱く、75℃で1分の加熱処理で死滅します。

スポンジを60〜90℃のお湯につけましょう。
-POINT-

ただし、スポンジの耐熱温度に注意してください。

スポンジの耐熱温度は、素材によって異なりますが、90℃が一般的です。

ですから、沸騰したお湯に入れたりかけたりするのはNGです。

お湯につける時間は1分ほどにしましょう。

すぐに冷まし、乾燥させる

お湯につけたら、すぐに冷水につけて冷ましましょう。

放置してはいけません。

なぜなら、せっかくお湯で高温にしても、放置してゆっくりと冷めていくと、逆に雑菌にとって繁殖に適した温度(30〜40℃ぐらい)になる時間が続いてしまうからです。

これでは逆効果です。

冷やした後は、水気を絞り、風通しのいいところで乾燥させます。湿気もまた雑菌の繁殖を招いてしまうからです。

除菌用洗剤を使用するのもGood

食中毒の原因菌の中には、加熱しても死滅しない特殊な細菌もいます。

セレウス菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌などがそれに当たります。

除菌ができる洗剤も出ているので、お湯での消毒だけではなく、それを使うのもおすすめです。

熱湯で除菌する時と同様に、スポンジの汚れを落としたあと、8mL程(洗剤の種類にもよります)の除菌用洗剤をスポンジに行き渡らせ、そのまま置いておくだけで除菌ができます。
-POINT-

なお、8mLの目安として、一般的なペットボトルの蓋8分目2杯分ぐらいと覚えておいてください。

間違ったスポンジ除菌方法

間違ったスポンジ除菌方法 他の食器などの除菌方法としては正しくても、スポンジの除菌方法としては間違った方法というものがあります。

それをしてしまうとスポンジの劣化を招きます。

ここではそんな、間違ったスポンジの除菌方法を3つご紹介します。

お湯で煮沸消毒する

先にも書きましたが、スポンジの耐熱はその材質にもよりますが、だいたい90℃ぐらいです。

沸騰した水の温度は約100℃、つまり煮沸消毒をすると、スポンジの耐熱温度を超えてしまい、スポンジを痛め劣化が早まります。

天日干しする

天日干しする 水気を切った後よく乾かすことが大事と書きましたが、この時天日干しをしてはいけません。

これも材質によりますが、スポンジの素材は一般的に紫外線に弱いのです。

そのため、天日干しをしてしまうと、スポンジを痛め劣化してしまいます。

漂白剤に浸け置き

漂白剤には除菌効果があります。

食器やまな板やふきんの除菌には大活躍です。

しかし、スポンジを漂白剤につけ置きしてはいけません。

漂白剤はスポンジの繊維を傷つけてしまうため、スポンジの劣化が早まります。
-POINT-

特に塩素系漂白剤は強すぎるため、スポンジの劣化がより早まります。

スポンジに雑菌が繁殖してしまう保管方法

スポンジに雑菌が繁殖してしまう保管方法 食器洗い用スポンジの除菌をすることはもちろん大事ですが、普段からのスポンジの保管方法に気を配ることも、スポンジでの雑菌や食中毒の原因菌の繁殖を防ぐのにとても有効です。

ここでは、スポンジに雑菌が繁殖してしまう保管方法について3つご紹介します。

水を切らない

多くの雑菌や食中毒の原因菌にとって、高温多湿がもっとも好ましい環境です。

ですから、スポンジに水分が残っていると、その水分中に雑菌が繁殖してしまいます。

乾燥をしっかりさせないと、スポンジから異臭がしたりするのは雑菌が繁殖してるためです。

使用後は水気をよく絞り、水のたまらないカゴや網などに置いて、きちんと水が切れるようにしましょう。

汚れが残っている

汚れが残っている 雑菌や食中毒の原因菌にとって、食べカスなどの汚れは有機物でありエサそのもの。

食器を洗ったあと、汚れがついたまま放置すると、雑菌のエサが豊富な状態となり、雑菌繁殖の温床になりやすいです。

また、汚れが残ったままだと、次に洗う食器や調理器具にも汚れを、つまり雑菌の温床を広めてしまうことにもなります。

保管場所が汚れている

スポンジ置き場が汚れていたり錆びていると、スポンジに悪影響を及ぼします。

ざっくりとした表現ですが、雑菌にとっては「つるつるした場所」が苦手です。

スポンジ置き場の素材としては、ステンレス、アルミ、プラスチックのものがおすすめです。

常に水に触れる場所ですから、錆びにくさを重視しましょう。

なお、吸盤でシンクなどの壁面に固定するタイプのスポンジ置き場だと、吸盤部分に汚れがたまることもありますので、注意が必要です。

食器洗い用スポンジの適切な交換タイミング

食器洗い用スポンジの適切な交換タイミング ここまで説明してきたような適切な除菌や保管をしたとしても、スポンジはどうしても劣化してしまいます。

また、スポンジの構造的にも、内部に汚れが残りやすく雑菌も繁殖しやすいものです。

スポンジ1個の値段は決して高いものではありません。

2〜3週間に1回は交換したいところです。

長くても1ヶ月に1回は交換をしましょう。
-POINT-

交換後のスポンジは、排水溝の掃除等に再利用をしましょう。

スポンジに限らず、台所の水回り全体をきれいにしておくことは、食中毒や感染症の予防のためにも大事なことです。

まとめ

まとめ 食器や調理器具を清潔に保つために大事な台所用品である食器洗い用スポンジ。

しかしそれは、一歩間違うと雑菌や食中毒の原因菌の温床にもなるものです。

今回は、そんな食器洗い用スポンジを雑菌などの温床にせずかつ長持ちして使えるように、除菌方法の正しい手順と間違った方法、それから普段からの保管で気をつけるべきことを説明してきました。

またスポンジの適切な交換タイミングについてもお伝えしました。

食中毒や感染症を防ぐためには、食器洗い用スポンジに限らず、除菌が大変有効です。

食器洗い用スポンジ以外にも適切な除菌対策をするためには、除菌を専門とする業者に相談することもおすすめです。

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